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2006-09-22: ヒトセミナー(20)
担当者 SuzuriJ  登録日時 2006-09-13 23:18 (3443 ヒット)

日時:2006年9月22日(金) 15:30-16:45
場所:駒場・先端科学技術研究センター4号館516号室
発表者:福成洋
所属:東京大学生産技術研究所大島まり研究室 産学官連携研究員
タイトル:循環器系のマルチフィジック・マルチスケールシミュレーション
キーワード:循環器系疾患,シミュレーション,血行力学,流体構造連成有限要素法,有限体積法

書誌:福成洋,循環器系のマルチフィジック・マルチスケールシミュレーション.ヒトセミナー要旨集, no.20, pp.1, 2006.
(本発表ならびに本要旨について引用する際は、こちらをご利用ください。)

要旨:
日本での死因上位三位は、癌、心疾患、脳血管疾患、の順である。
当研究室では循環器系疾患を血行力学的アプローチにより解明しようとしており、脳動脈瘤、動脈硬化などをターゲットに計算機シミュレーション、実験的手法を組みあわせて研究を進めている。

また、当研究室では「文部科学省次世代IT基盤構築のための研究開発 革新的シミュレーションソフトウェアの研究開発」に参画しており、器官・組織・細胞レベルでの異なるスケールの現象を力学・生化学・生理学的な観点から有機的に結合して解析する、統合的な循環器系シミュレーションシステム「M-SPhyR Circulation」を開発している。
「M-SPhyR Circulation」は
1)医用画像を用いて実際の臓器形状をコンピュータ上に構築する、MC-Modeling
2)血流の大規模解析のための有限体積法流体解析プログラム、MC-BFlow
3)血流と血管壁の相互作用を解析する有限要素法流体構造連成解析プログラム、MC-DIAS
の3つの主要コードと、血流中、血管壁中の物質移動解析、末梢血管における血流解析などのためのアドインソフトにて構成される。

これらのツールは将来的に、血管病変の発症・進行のメカニズムを解明し予防・治療法の開発に役立てられることが期待されている。
ちなみにこのソフトウェアは一般公開され、各大学・研究施設などでの利用が見込まれている。

今講演では、以上のような研究の概要、手法、成果について紹介する。

参考文献:
[1]大島まり, 脳血管障害における医用画像に基づく血流シミュレーション. ながれ, 21, 2002, pp. 122-128.
[2]「革新的シミュレーションソフトウェアの研究開発」HP, http://www.rss21.iis.u-tokyo.ac.jp/
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