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2007-05-17: ものつくりはシンセシス サービスを提供する手段としての「もの」 ものを使うサイエンス
担当者 Mihoko Otake  登録日時 2007-05-26 11:22 (1981 ヒット)

日時:2007年5月17日(木) 16:20-17:50
場所:東京大学駒場キャンパス
講義:全学自由ゼミナール「サービス創造ワークショップ」第四回
講師:淺間一
所属:東京大学人工物工学研究センター
テーマ:モノをつくる
タイトル:ものつくりはシンセシス サービスを提供する手段としての「もの」 ものを使うサイエンス
書誌:淺間一,ものつくりはシンセシス サービスを提供する手段としての「もの」 ものを使うサイエンス.サービス創造ワークショップ要旨集, vol.1, pp.4, 2007.
(本発表ならびに本要旨について引用する際は、こちらをご利用ください。)

要旨:
「もの」と「こと」、「人工物」と「自然物」などの対比について触れながら、「もの」とは何か、「人工物」とは何かについて考察しました。また、「人工物」の代表として、ロボットについて、紹介しました。ロボットは、多くの自由度と知能(状況を認識し、それに応じて行動できる機能)を有する人工物(機械)です。
学問には、アナリシス(分析、解析)とシンセシス(合成、総合)という二つのアプローチがあります。工学は、ものつくりの学問であり、この世の中に存在しない「もの」を対象とします。すなわち、要求される機能を発現する「もの」を設計する行為であり、シンセシスです。そして、サービス工学とは、ユーザが満足するサービスを設計する行為であり、これもシンセシスです。
工学は、ものを作るサイエンスであるのに対し、サービス工学は、ものを使うサイエンスといえるでしょう。そのとき、「もの」(人工物)は、サービスを提供する手段となるのです。

【第四回レポート課題】
最近、自分が興味を持っている、あるいははまっている「もの」(人工シス テム)を挙げ、どのような点に価値を感じているかを述べてください。次に、 それを一般化し、自分が満足するための、その「もの」が持つべき条件を、機能面から論じてください。さらに、それが他人についても共通性があるかどう かについて触れ、多くの人が欲しがる、使いたがるような「もの」(人工シス テム)を作るには、どのようなことに気をつけるべきかについても論じてください。

【第三回レポート発表】
安田龍矢 航空産業を超える利益になるかもしれない〜宇宙観光産業〜
中野 靖大 SEOサービスについて


参考文献・ウェブサイト:
(レポート発表)
<宇宙観光産業>
CNET Japan
http://japan.cnet.com/?tag=c.co.htb.tp
SPACE FILMS社
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20087404,00.htm
Space Adventures社
http://www.spaceadventures.com/
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20115427,00.htm?ref=rss
Up Aerospace社
http://www.upaerospace.com/
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20158187,00.htm
米航空宇宙局(NASA)
http://www.nasa.gov/
Virgin Galactic社
http://www.virgingalactic.com/
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20343780,00.htm
宇宙丸
http://www.uchumaru.com/index.htm

<SEOサービス>
SEOサービス(検索エンジン最適化)
http://www.seo-service.net/
http://ja.wikipedia.org/wiki/検索エンジン最適化