ログイン
メインメニュー

2006-12-13: RTサービスメディアによる適応的サービス創造
担当者 Mihoko Otake  登録日時 2006-12-04 22:28 (1875 ヒット)

日時:2006年12月13日(水) 14:30-15:00
場所:東京大学柏キャンパス総合研究棟
講演者:淺間一
所属:東京大学人工物工学研究センター 教授
キーワード:サービスメディア、適応的サービス、ユビキタスシステム、ロボットテクノロジー(RT)、ヒューマンモデリング
書誌:淺間一,RTサービスメディアによる適応的サービス創造.第13回人工物工学コロキウム要旨集, pp.3, 2006.
(本発表ならびに本要旨について引用する際は、こちらをご利用ください。)

要旨:
 サービス工学では,ユーザに適応したサービスをいかに創造し,実時間で提供する かの方法論を議論している.我々は,RT(Robot Technology)やユビキタスシステム技術を応用することで,人が生活・行動する人工環境自体をインテリジェント化し,その人工環境を通して,ユーザに対して適応的にサービスを提供する概念を提案しており,そのインテリジェントな人工環境をサービスメディアと呼んでいる.サービスメディアには,人の行動を計測しながら,モデルに基づきその人の価値観を推定しつ つ,その人が求めるサービスを提供する機能が求められる.本講演では,サービスメディアの概念を述べるとともに,その具体的応用例を紹介する.また,「適応」に関して,サービス工学の基礎研究として行っている,科研費特定領域研究「移動知」にも触れながら,サービス工学において重要となる「誘導」「実感学」などの概念についても説明し,サービス工学の今後を展望する.

参考文献:
H.Asama, A.Morimoto, K.Kawabata, Y.Hada: “A Human Behavior Discrimination Method based on Motion Trajectory Measurement for Indoor Guiding Services”, Proceedings of Inteligent Autonomous Systems 9 (IAS-9) (2006).

専門分野:
ロボティクス、サービス工学、自律分散システム

参加学会:
The Institute of Electrical and Electronics Engineers(IEEE)、International Federation of Automatic Control (IFAC)、日本ロボット学会、日本機械学会、精密工学会、計測自動制御学会、システム制御情報学会、電子情報通信学会、人工知能学会、情報処理学会、電気学会、日本ロボット工業会