100時間ワークショップ@情報理工COE 成果報告会

投稿日時 2005-10-19 15:27:03 | トピック: WGニュース

<100時間ワークショップ@情報理工COE 成果報告会>

100時間ワークショップは、融合技術の開発と若手の育成を
同時に実現することを目指すものです。
今夏実施した100時間ワークショップにおいて、
学生有志により、興味深い融合技術が開発されました。
融合技術の研究成果発表とデモンストレーションを行います。

参加方法:直接会場へお越しください。

          記

100時間ワークショップ@情報理工COE 成果報告会
  日時:2005年11月4日(金)17:30-19:30
  場所:工学部14号館6階大セミナー室(614)
  講演者:白木孝義、白井達也、伊藤聡、堀田勇樹、大武美保子

1) CHLAC特徴とGridコンピューティングを併用したリアルタイム動作認識
  白井達也、白木孝義

人間の格闘動作に対して認識プログラムを並列に実行し,
全身を用いるダイナミックな動作を,カメラ一台で
実時間認識できるシステムを構築することができた.

2) 特徴野郎Aチーム:大規模クラスタを用いた高精度なGait Recognition
  伊藤聡、堀田勇樹

階段を昇り降りする動作に対して認識プログラムを並列に実行し,
人物のスケールが変化する点で困難な課題であるにも拘わらず,
Gait認識を,従来手法と比較してより高精度に達成できた.

3) 100時間ワークショップ@情報理工COE開催報告
  大武美保子

学生主体の提案公募型ワークショップを夏季休暇期間中に実施した.
WS100H.NETというコミュニティサイトを構築し,
自律的なコラボレーションの過程を支援した.

100時間ワークショップの経過については,WS100H.NETを御覧下さい.
http://www.ws100h.net/uticoe/

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<参加者・運営委員>(発表者に○印)
リアルタイムチーム:
  ○白井達也、斎藤秀雄、鴨志田良和、吉本晴洋(近山田浦研究室)
  ○白木孝義、石黒勝彦、深野亮(大津國吉研究室)
  田浦健次朗(研究顧問)

特徴野郎Aチーム:
  ○伊藤聡、南里卓也、下畠康幸(大津國吉研究室)
  ○堀田勇樹、高橋慧(近山田浦研究室)、金田憲二(米澤研究室)
  大津展之(研究顧問)

ワークショップ運営委員:
  ○大武美保子、深野亮、酒向慎二、杉正夫、小谷潔
  米田隆一、林淳哉、野口博史、大津展之、佐藤知正
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今夏実施した100時間ワークショップにおいて、
 電子情報学専攻・近山田浦研究室(大域ディペンダブル情報基盤)
 コンピュータ科学専攻・米澤研究室(大域ディペンダブル情報基盤)
 知能機械情報学専攻・大津國吉研究室(実世界情報システム)
学生有志により、興味深い融合技術が開発されました。
融合技術の研究成果発表とデモンストレーションを行います。

これは、人間の動作認識に関する研究成果のデモですが、
●対象として、手法の特徴がよく説明できる人間の動作が選ばれており、
●手法は、現状技術からの飛躍にチャレンジしており、現状技術の
  レベルを超えたもので、
●拠点内にある3プロジェクトのうち、実世界情報システムプロジェクトと、
 大域ディペンダブル情報基盤プロジェクトとの
  認識手法と計算手法が融合し、新しい世界をみせているもので
●しかも各グループの特徴をよく生かせているもの
であります。

主催:東京大学大学院情報理工学系研究科21世紀COEプログラム
    「情報科学技術戦略コア」実世界情報システムプロジェクト
後援:東京大学総括プロジェクト機構 学術統合化プロジェクト



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http://www.ws100h.net/uticoe

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