ログイン
メインメニュー

SCW : 全学自由ゼミナール2007「サービス創造ワークショップ」開講
投稿者: Mihoko Otake 投稿日時: 2007-4-2 9:30:00 (3050 ヒット)

東京大学教養学部前期課程(1,2年生)を対象とする
全学自由ゼミナール「サービス創造ワークショップ」を
2007年4月19日(木)より開講します。

代表教員:大武美保子(東京大学人工物工学研究センター サービス工学研究部門 准教授)
分担教員:淺間一(東京大学人工物工学研究センター サービス工学研究部門 教授)
講義題目:サービス創造ワークショップ

キーワード:
未来社会、サービス創造、ヒト学、コミュニティ、キャリア形成、イノベーション

授業計画:
4月19日 ガイダンス ひとつの問題を解決する方法は、たくさんありうる
4月26日 ヒトを知る ヒトのしくみについて、いつどこで誰がどのように解明するのかを知る
5月10日 社会を知る 新しいサービスが社会のイノベーションを推進すると期待されている
5月17日 モノをつくる ものつくりはシンセシス サービスを提供する手段としての「もの」 ものを使うサイエンス
5月24日 コトをつくる コトを起こせば場が生まれる
5月31日 ヒトをつくる サービスの提供を通じて自分の活かし方を知ればコンピテンシーが高まる
6月7日  ネットワークをつくる コミュニケーションによってチームを作る、組織を作る、社会ができる
6月12日 スタイルをつくる 新しいやり方でものごとを実践する
6月21日 ルールをつくる ルールに合わせて組織が動く
6月28日 未来をつくる すぐれたものごとを見出し、生み出し、価値を高める
7月5日 総合討論 サービスを通じて社会に貢献する

授業の概要:
少子高齢化が進む社会では、性別、年齢、障害、専門の違いを超えて、各々が独自の形で社会に参画する仕組みが必要となります。子育てや介護等の生活支援や、健康づくりやアンチエイジングといった新しいサービスが求められ、その中でこれまでの技術が活用され、また新しい科学や技術、社会システムが生まれることでしょう。
 未来社会は予測するのでなく、創りだすものです。本ゼミでは、未来社会の中で、変えられる部分と変えられない部分を見極め、変えられる部分にアプローチする方法について議論します。転換期にある現代は、たくさんのチャンスがあります。本ゼミの目標は、チャンスに気づいてつかみ、サービスを創造するための知識とスキルを明らかにすることです。モノ、コト、ヒト、ネットワーク、ルール、スタイル、と段階を踏んで、科学技術と社会システムの両面から、未来社会の概念設計を行います。

写真:
アルバム: 講義: 全学自由ゼミ2007「サービス創造ワークショップ」

授業紹介:
ダウンロード: 講義: 全学自由ゼミ2007「サービス創造ワークショップ」: 東大 2008 授業紹介「サービス創造ワークショップ」
リンク: 書籍: 東大2008

授業方法:
クラスをグループ分けし、毎回担当のグループが発表します。
 一回の講義は、前半と後半に分かれます。前半は、その前の回の講義で提示されたテーマについて、担当のグループがインタラクティブ発表し、議論します。発表するグループは、レポートを作成し配布します。後半は、次の回のテーマと、それを考える出発点を教員が話題提供します。
 この他、ポータルサイト「サービス創造ワークショップ」(http://www.ws100h.net/service/)上に、調査や提案、講義を随時記録し、コンテンツ化していきます。

成績評価方法:
ゼミでの発表、議論、レポートやコンテンツなどで評価します。

履修上の注意:
発表の担当でないときも、質問やコメント、議論することが求められます。

学習上のアドバイス:
新技術を開発したり、新しい科学の分野を作ったり、起業したり、法案や政策、経済システム、新しい文化を作ったりすることに興味のある学生にお勧めです。科学技術や社会の動向を総合的に踏まえ、キャリア形成を考える意欲的な学生、特に女子学生の参加を期待します。
併せて、大学の早いうちに知っておくとよい、大学生活を充実させるコツなども伝授します。日ごろから意識してコンピテンシーを育成しておくと、就職活動や進路を決める時期に慌てずに済みます。

印刷用ページ このニュースを友達に送る
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。